びっくり長崎市長選挙

長崎市ってのは、市長殺されても別な人がやりゃーそれでいいじゃん、っていう土地柄なんかいな。世襲はいけない、って主張する人たちがいて、遺族の推す娘婿じゃダメ、ってなったらしいじゃないか。

暴力団のテロに対して市民がどんな態度を示すか、が選挙の最大の争点だったのだがな。

市役所の課長が当選したが、立候補する事自体ひどい話だ。市役所には取り替え可能な次長課長たくさんいて、殺されても殺されても大丈夫、ってことかい。昨日まで課長だった人が突然市長になって

「あーキミキミ、これやっといてね」

助役や部長はどんな顔して仕事するんだろ。お笑いである。次長課長の河本君、コントのねたにしてね(願)

世襲の良し悪しが問題なんじゃないよ、今回の選挙は。暴力団のいちゃもんに屈せず要求断固拒否したら、市長が殺されたってことなんだからさ。殺した側は、目的達してラッキー!って結果になったよな。

遺族を落選させたってことは、結果的に、長崎市民は殺した側を支持した、ってことにならないかい。そんなつもりじゃないっていったって遅いよ、もう。全国の暴力団関係者は各事務所で「万歳!テロ大成功!」って欣喜雀躍してるぞ、きっと。

立候補する人もする人だし、それを支持する人もする人だ。行政能力あるなしとかの問題じゃないだろ。民主主義の根幹が問われてるって言うのにさ。暢気なもんだね、長崎の人は。

とにかくびっくりした。